建築コラム

マンションリフォーム タタミコーナー出来ました!<国分寺市>

2024.05.21

 

洋室をタタミコーナーとウォークインクローゼットにリニューアル

施工内容と概要

今回のマンションリフォームでは、5畳の洋室を効果的に活用し、より機能的で快適な空間へと生まれ変わらせました。具体的には、洋室を3畳の小上がりのタタミコーナーと2畳のウォークインクローゼットに分割し、LDK(リビング・ダイニング・キッチン)エリアの広がりも実現しました。

小上がりのタタミコーナー

まず、小上がりのタタミコーナーを設けました。3畳という限られたスペースながらも、和の雰囲気を感じさせる落ち着いた空間に仕上げました。タタミの質感や色合いにもこだわり、部屋全体の雰囲気を和らげる効果があります。小上がりにすることで床との段差が生まれ、視覚的なアクセントと共に、収納スペースとしても活用でき、畳下には引き出しを設け、文具や書類を収納できるようにしてあります。奥の畳下も無駄なく収納として使えるようになっております。

デスクワークに対応したカウンターの設置

タタミコーナーにはカウンターを設置し、座りながらデスクワークができるようにしました。これにより、リビングルームや寝室とは異なる集中できる作業スペースを提供しています。カウンターの高さや幅は、座った際に快適に作業ができるように計算されており、タタミの柔らかさと相まって、長時間の作業も苦になりません。

ウォークインクローゼットの新設

残りの2畳はウォークインクローゼットとしてリフォームしました。衣類やバッグ、シューズなどを整理整頓しやすいように、棚やハンガーラックを効率よく配置しました。ウォークインクローゼットは、洋服の選択やコーディネートを楽しむ空間としてだけでなく、部屋全体をスッキリと保つための重要な役割を果たします。収納力のあるクローゼットを設けることで、洋室やリビングに散らかりがちな物を一か所に集約し、住空間の美しさと機能性を向上させました。

LDKの広がりと新たな生活空間

今回のリフォームにより、LDKの広がりも感じられるようになりました。元々の洋室をタタミコーナーとウォークインクローゼットに分けることで、LDKエリアのスペースが広がり、家族やゲストと過ごす時間がより快適になります。タタミコーナーは、家族の団らんやゲストを迎える場所としても最適です。また、和室特有のリラックスできる空間が加わることで、住まい全体に新たな魅力が生まれました。

まとめ

今回のリフォームは、限られたスペースを最大限に活用し、住まいの機能性と快適性を大幅に向上させることができました。和の要素を取り入れたタタミコーナーや、実用性の高いウォークインクローゼット、そして広がりを感じさせるLDK。これらの要素が融合し、理想的な住まいへと進化しました。今後もお客様のニーズに応え、最適なリフォームを提供してまいります。

 

一級建築士事務所 内田建設株式会社

一級建築士 佐藤達明