建築コラム

ピンクでおしゃれなせっこうボード<国分寺市>

2024.02.08

シックハウス症候群は、家の中の空気が、建材や家具から放出される化学物質によって汚染され、人々の健康に様々な悪影響を及ぼす問題です。特に、小さなお子さまがいるご家庭では、その影響が深刻なものになりがちです。この症候群の一因としてよく知られているのが、ホルムアルデヒドです。ホルムアルデヒドは建材や家具から放散されることがあり、長時間にわたってこれに曝露することは、目の刺激や呼吸器の問題、さらには重い場合にはがんのリスクを高めることが知られています。

夏場には、気温の上昇に伴い、ホルムアルデヒドの放散量が増える傾向にあるため、この時期は室内の空気質に特に注意を払う必要があります。幸い、この問題に対処するための様々な方法がありますが、中でも特に効果的なのが、ホルムアルデヒドを吸収・分解する特殊なせっこうボードを使用することです。

写真は、現在仕上げ工事中の新築現場の写真ですが、このピンクでおしゃれなせっこうボード『タイガーハイクリンボード』は、このような機能を持つせっこうボードの一例で、天井や壁などの下地材として使用することで、室内のホルムアルデヒド濃度を効果的に低下させることができます。この製品は、通常のせっこうボードと比較しても、コストパフォーマンスに優れており、一棟あたり数万円の追加費用で、全体のホルムアルデヒド対策を行うことができます。また、新築やリフォームの際に、最初からこのような対策を施すことで、将来的な健康リスクを減らすことが可能になります。

さらに、『タイガーハイクリンボード』の使用は、健康面だけでなく、環境への配慮としても優れています。持続可能な建築材料を使用することは、地球温暖化の抑制にも貢献するため、エコフレンドリーな家づくりを目指す方にとって、非常に魅力的な選択肢となります。

新築やリフォームを検討している方は、『タイガーハイクリンボード』をはじめとする低ホルムアルデヒド仕様の建材や家具の利用を考えてみてはいかがでしょうか。ピンクのせっこうボードで知られるこの製品は、健康と環境に優しい家づくりをサポートし、家族全員が安心して過ごせる住環境を提供します。シックハウス症候群から家族を守るために、今すぐ対策を講じましょう。

弊社の注文住宅「ウチダの家」では標準仕様となっております。リフォーム・リノベーションではオプション建材としてご用意しております。

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一級建築士事務所 内田建設株式会社

一級建築士 佐藤達明